パン・マーガリン会社のパーム油問題への対応状況

 

「パーム油問題への対応すごろく」は、各社のパーム油問題への対応状況を、競馬に見立ててすごろく風に示したものです。対応状況の内容は、各社からのアンケート結果に基づいています。

ゼッケン番号は、パン・マーガリン会社を含めたグループ会社全体での売上高の高い順となっており、ゼッケン番号が小さい企業ほど、それだけグループ会社全体として多くの売上がある会社ということです。

この対応すごろくのスタートラインは、企業としてパーム油を購入する上での一定の基準を示した方針=調達方針を公表しているかどうかに設定しています。その基準には、森林破壊や人権侵害などの環境問題や社会問題を引き起こしていないことや、プランテーション開発等において違法性のないもの、認証制度に合致したものなど様々なものが含まれます。

さあ、リードしているのはどこでしょう?
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【対応状況を印刷用PDFで見る:4.93MB】

総評:パン・マーガリン会社も責任ある調達のための方針策定を

 
パン・マーガリン会社編ではパンで7位以内にランクインする企業と家庭用マーガリンで3位以内にランクインする企業をリストアップしました。パンは小麦粉のイメージが強いかもしれませんが、市販の食パンや菓子パンの成分表示を見ると「マーガリン」、「植物油脂」と書かれていて気付きにくいところでたくさんの油が使用されています。
今回の中でパーム油問題への対応が最も進んでいる企業はJ-オイルミルズ(ゼッケン5番)さんです。家庭用マーガリンでは3位ですが油脂業界内では日清オイリオと共に2強の位置につけています。パーム油の調達方針をお持ちのようですが残念ながら公表はされておらず、スタートを切る一歩手前のところです。
二番手はパスコブランドが有名な敷島製パン(7番)さんと北海道を中心に商品展開をされている日糧製パン(9番)さんです。問題の概要は認識されているので今後具体的な対策行動を取っていただくことに期待したいです。
続いては本仕込み食パンで知られるフジパン(4番)さんです。パーム油の問題について担当者の方はご存知とのことです。問題を把握し責任ある調達のために具体的な取り組みをとっていただきたいですね。
その他の企業さんは残念ながらご回答を得られませんでした。
企業が自ら調達に関して責任を追求して行くためには企業自身による努力はもちろんですが消費者として私たちも商品の原料や生産地に対して関心を持つことが重要です。持続可能性の高い調達に配慮した企業を応援するとともに、まだ対策行動を行っていない企業に対して働きかけが必要です。是非、企業にメッセージをお送りください。

皆さんも、パン・マーガリン会社に応援メッセージを送ってみましょう!

 

「パーム油が何に入っているか知りたい」に賛同いただいた皆さんの多くは、おそらく企業にメールを送付したことはないと思います。自分一人がメールを送付したところで、大企業は全く意に介さないのではないかと思うかもしれません。しかし、お客さまからの応援や激励のメッセージやお願いメッセージは、少人数であったとしても、企業にとっては実は非常に大きな影響力があるようです。お客様窓口に問い合わせをしたことで、一斉に問い合わせに沿った対応がされたこともあったそうです。

さあ、皆さんも、問い合わせをしてみましょう。
各社への応援メッセージはこちらから→各社への応援はこちらからどうぞ。

※なお、今回の対応状況すごろくは送付させていただいたアンケートへの回答に基づいています。よって回答内容が実際の状況と合致しているのかどうかについては、当方では確認しているわけではありませんので、ご了承ください。今後の情報収集により変更すべきと判断した場合には修正をさせていただく場合もあります。
 
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