外食サービス会社のパーム油問題への対応状況

 

「パーム油問題への対応すごろく」は、各社のパーム油問題への対応状況を、競馬に見立ててすごろく風に示したものです。対応状況の内容は、各社からのアンケート結果に基づいています。

ゼッケン番号は食料品販売会社を含めたグループ会社全体での売上高の高い順となっており、ゼッケン番号が小さい企業ほど、それだけグループ会社全体として多くの売上がある会社ということです。

この対応すごろくのスタートラインは、企業としてパーム油を購入する上での一定の基準を示した方針=調達方針を公表しているかどうかに設定しています。その基準には、森林破壊や人権侵害などの環境問題や社会問題を引き起こしていないことや、プランテーション開発等において違法性のないもの、認証制度に合致したものなど様々なものが含まれます。
さあ、リードしているのはどこでしょう?
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【対応状況を印刷用PDFで見る:6.19MB】

総評:外食サービス会社にも求められる取り組み実施へのアプローチ

外食サービス会社編ではレストラン・居酒屋業で11位以内の企業、ファーストフードで7位以内の企業と給食サービスを行う3位内の企業をリストアップしました。外食サービスでは食料製品のように、原材料がメニュー表に事細かく記載されているわけではありませんが、お菓子やインスタント食品同様、提供している食事の調理のためにパーム油が使われていることがあります。
外食サービス会社で、パーム油問題への対応が一番進んでいるのはオフィスや工場での社員食堂の経営や学校給食を提供しているグリーンハウス(ゼッケン14番)さんです。パーム油の調達方針はお持ちのようですが、残念ながら公表されていないとのことで、スタート地点に足がかかっているところです。
続いてグリーンハウスさんのすぐ後ろを追うのが、ハンバーガーチェーンのモスバーガー(20番)さんと病院や保育園に食事サービスを行う日清医療食品(5番)さんです。スタートまであと一歩のところにいます。パーム油の調達方針を策定してスタートを切っていただきたいですね。
そして4番手にはミスタードーナツでおなじみのダスキン(8番)さんです。パーム油についての問題認識はされているので今後具体的な取り組みに着手し駒を進めてほしいと思います。
その他の企業さんからは残念ながら、2016年に送付したアンケートには、ご回答を頂けませんでした。これから2017年の進捗状況をお聞きするためにアンケートを送付しますので、是非、お答えいただければと思います。

外食サービス会社のパーム油に対する認識と調達方針策定への取り組みが今後広がるよう期待したいですね。原料調達に食品の原材料についての関心が高まってきている昨今、「あぶない油」を利用することで環境や社会問題に加担してしまうリスクに対処できるよう、みんなで企業に応援メッセージを届けましょう。

皆さんも、食料品販売会社に応援メッセージを送ってみましょう!

 

「パーム油が何に入っているか知りたい」に賛同いただいた皆さんの多くは、おそらく企業にメールを送付したことはないと思います。自分一人がメールを送付したところで、大企業は全く意に介さないのではないかと思うかもしれません。しかし、お客さまからの応援や激励のメッセージやお願いメッセージは、少人数であったとしても、企業にとっては実は非常に大きな影響力があるようです。お客様窓口に問い合わせをしたことで、一斉に問い合わせに沿った対応がされたこともあったそうです。

さあ、皆さんも、問い合わせをしてみましょう。
各社への応援メッセージはこちらから→各社への応援はこちらからどうぞ
※なお、今回の対応状況すごろくは送付させていただいたアンケートへの回答に基づいています。よって回答内容が実際の状況と合致しているのかどうかについては、当方では確認しているわけではありませんので、ご了承ください。今後の情報収集により変更すべきと判断した場合には修正をさせていただく場合もあります。

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