食料品販売会社のパーム油問題への対応状況(2017年)

この対応状況の内容は2017年秋に実施したアンケートの各社からの回答に基いています。
企業の番号は食料品販売会社を含むグループ会社全体での売り上げが高い順となっています。
すごろく2017年18_09_26食料品販売-001

【対応状況をPDFで見る:676KB】

総評:国内外で少しずつ広がる取り組み

 

各企業の取り組み状況の変化や進捗状況を把握するため2017年に再び食料品販売会社にアンケート(一昨年と同様の内容)を実施いたしました。
今回は3社の企業(セブン&アイ、コープさっぽろ、パルシステム)から新たにご回答を頂きました。2016年同様ご回答いただきました企業の皆さん、新たにご回答いただきました企業の皆さん、アンケートへのご協力誠にありがとうございました。
今回初めてお答えいただいたパルシステムさんが食料品販売会社の中では取り組みが一番進んでいる結果となりました。パーム油についての調達方針をお持ちとのことですが、残念ながら非公開となっておりますので、ぜひ公開していただきたいです。イオンさんは2017年4月にパーム油に言及した調達方針を発表されましたが、生産地までのルート確認を行っていないようなのでまずはここをクリアして頂きたいですね。その他のご回答いただいた企業はパーム油を使用していないと答えた二社を除き、パーム油の生産地までのルート確認を行っている企業とその一歩手前の企業の二つに分けられます。日本で使用されるパーム油の約8割が食品用として利用されていますが、食品業界や小売業界ではその対応がまだまだ遅れています。海外では国際的な問題として広く認識され取り組みも進んでいます。2017年2月にはノルウェーの大手スーパー、レーマ1000(Rema1000)がチョコレートブランド大手フレイア(Freia)のイースターエッグチョコレートを他の製品よりも原材料に含まれるパーム油の割合が高いとしてボイコットしたり
(詳細はこちら)、今年4月イギリスではスーパーマーケットチェーンのアイスランド(Iceland)社がパーム油を利用した自社ブランド製品の取り扱いを年内までにやめると発表しました
(詳細はこちら)。
日本では2017年4月に前述の通りイオンの取り組みが発表され、同年10月には日本生活協同組合連合会もプライベートブランドの食品を認証パーム油に切り替えを進めると発表する(詳細はこちら)など徐々に広がりを見せています。
サミットさん、ローソンさん、東急ストアさん、ユナイテッドスーパーマーケットHDさん、ライフコーポレーションさん、アークスさん、バローさん、平和堂さん、ヤオコーさん、オークワさん、セイコーマートさんからは残念ながら今回もお返事をいただくことが出来ませんでした。食品メーカーよりも原材料との関わりが希薄に見えますが、食料品販売企業でもプライベートブランドの製品にパーム油を使用していることがあります。また消費者とも直接関わる機会が多い業界です。ぜひ消費者の声を届けてパーム油に対する意識を変えてもらえるよう働きかけていきましょう。
今後も企業の動きに注視していきたいですね。

食料品販売会社にもっともっと頑張っていただけるよう、応援しましょう!
皆さんも、お気に入りの食料品販売会社に応援メッセージを送ってみましょう!
「パーム油が何に入っているか知りたい」に賛同いただいた皆さんの多くは、おそらく企業にメールを送付したことはないと思います。自分一人がメールを送付したところで、大企業は全く意に介さないのではないかと思うかもしれません。しかし、お客さまからの応援や激励のメッセージやお願いメッセージは、少人数であったとしても、企業にとっては実は非常に大きな影響力があるようです。お客様窓口に問い合わせをしたことで、一斉に問い合わせに沿った対応がされたこともあったそうです。

さあ、皆さんも、問い合わせをしてみましょう。
各社への応援メッセージはこちらから→各社への応援はこちらからどうぞ。

またこんなコンテンツもあります。
人気カップ麺を製造している企業にパーム油問題への対応を求めるサイト【あぶない油総選挙】
「がんばれポイント」をクリックして皆さんの声を届けましょう!

※なお、今回の対応状況は送付させていただいたアンケートへの回答に基づいています。よって回答内容が実際の状況と合致しているのかどうかについては、当方では確認しているわけではありませんので、ご了承ください。今後の情報収集により変更すべきと判断した場合には修正をさせていただく場合もあります。

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