商社のパーム油問題への対応状況

商社_2016-1
【対応状況をPDFで見る:524KB】

アンケートを送付した6社の商社は全社から回答をいただくことができ、業界全体の取り組み状態が把握できる結果となりました。三菱商事さんは2004年に日本の企業として最初のRSPO会員になった企業で、商社の中では一番取り組みが進んでいる結果になりました。そのすぐ後を追うのが伊藤忠商事さんです。熱帯林リスク産品生産に対処する「森林減少ゼロ、泥炭地開発ゼロ、搾取ゼロ(NDPE)」を実現するためにも森林破壊ゼロ、人権尊重を目指し取り組んでいただきたいと思います。丸紅さんも調達方針をお持ちのようですが、残念ながらまだ非公開とのことですのでぜひ公開して頂きたいと思います。商社全社が何らかの方法で生産地までのルート確認を行っているようですので、次のステップとして調達方針の策定し責任ある調達を進めていただくことを期待したいと思います。

※なお、今回の対応状況は送付させていただいたアンケートへの回答に基づいています。よって回答内容が実際の状況と合致しているのかどうかについては、当方では確認しているわけではありませんので、ご了承ください。今後の情報収集により変更すべきと判断した場合には修正をさせていただく場合もあります。

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