国に押収された2羽のワシが野生に帰る

スラバヤで2015年7月、COPとアニマルズ・インドネシアの協力により東ジャワ州警察が押収した雌のカンムリオオタカ(学名:Accipiter trivirgatus)一羽が野生に帰されました。密輸の罪で逮捕された被告は2015年10月21日、7ヶ月の禁固刑と2,500,000インドネシアルピアの罰金を言い渡されています。2017年より、このカンムリオオタカはジョグジャカルタ自然保護財団(YKAY)にて保護されていました。...

どうしてウントゥンはそこにいるの?

自然の中にいると人生がより豊かになります。インドネシアのさまざまな観光地でも野外活動が増えているようです。身の回りにあるものを使った伝統的な遊びを挙げてみてください。ココナッツの殻、竹馬、割れた石、縄跳びなどを使って歩くなどさまざまです。ではオランウータンはどうでしょう?オランウータンの遊びの世界は、人間と同じでしょうか?...

ベラウのオランウータンが住みかを失おうとしています

オランウータンが住みかとしている森林を、次々と重機がなぎ倒していきます。新たなプランテーション開発はオランウータンの存在を無視しているかのようです。オランウータンは人間にもよく似た存在ですが、彼らは住みかを失ってしまいました。 「開発の波は、オランウータンの生息数がもっとも多いベラウ北部にも寄せています。あと2.5kmほどに近づいています。」とオランウータンの生息域を保護に取り組むエイプ・クルセイダーのリーダー、パウリヌス・クリスタントは言います。...

COPによる今年最初の学校訪問を行いました

2019年最初となるCOPによる学校訪問は、ジャカルタ東部セトゥにあるチカル・ミドルスクールの「環境と開発」の授業で講師になってもらえないかという依頼から始まりました。2019年1月8日、現在ジャカルタでオランフレンズとしてCOPの活動に関わっているCOPスクール8期生のアマデアとザラの二人は、国内で唯一インドネシア人が立ち上げた団体であるCOPがオランウータンを守るためにどのような活動をしているのかという話から始めました。...

ブラニにとって初めての森の学校

2019年のもう一つの希望。それは2018年10月23日に東カリマンタン、東クタイ県にあるムラタック村の木箱から救助されたオランウータンのブラニです。長期にわたる健康診断を終え、ブラニは森の学校に入学することになりました。ブラニは鳴くのはおろか、動くことすらしませんでした。最初の一日は、アニマルキーパーのいるハンモックの下にいるだけで終わってしまいました。...