オランウータンが住みかとしている森林を、次々と重機がなぎ倒していきます。新たなプランテーション開発はオランウータンの存在を無視しているかのようです。オランウータンは人間にもよく似た存在ですが、彼らは住みかを失ってしまいました。

「開発の波は、オランウータンの生息数がもっとも多いベラウ北部にも寄せています。あと2.5kmほどに近づいています。」とオランウータンの生息域を保護に取り組むエイプ・クルセイダーのリーダー、パウリヌス・クリスタントは言います。

オランウータンは、食べ物を探すためにしだいに道端に現れるようになってきています。「東カリマンタン州ベラウ県クライには、4台のブルドーザーと1台の重機が伐採のために準備が来るのを待っています。」COPキャンペーナーのラマダニは言います。「オランウータンの森が破壊されるのを待っていてはなりません。ベラウのオランウータンを救いましょう!」と続けました。

原文はこちら(英語/インドネシア語)
http://orangutanprotection.com/2019/01/orangutan-berau-kehilangan-habitatnya/

訳:熱帯林行動ネットワーク