パーム油利用企業88社にアンケート調査を実施しました!

プランテーション・ウォッチでは、パーム油を使っている企業がどうやって問題に取り組んでいるのかアンケートを使って、2016年から聞いています。

2019年10月に行った4回目のアンケート調査では、「パーム油が何に入っているか知りたい!」というみなさんの声に応えて、「商品にパーム油を表示しているかどうか」について聞いてみました!

今回、全88社にアンケートを送付しました。

このうち、すべての商品にパーム油を表示していると答えた企業は5社。
一部の商品(または地域)で表示していると答えた企業は13社。
表示していないと答えた企業は16社。

という結果となりました。

これらの企業は、アンケートに答えていただくことでパーム油表示に協力をしていただけたと思っています!ありがとうございました!
ちなみにそれ以外の54社はアンケートに答えてくれませんでした。

パーム油が入っていたか2020

企業にあなたの「知りたい」を届けよう!

このような現状に対してプランテーション・ウォッチでは、今後も引き続きアンケート調査をなど、企業への問い合わせを行っていく予定です。

しかし、実際に企業の方に動いてもらうには、私たちだけでなくみなさんの力が必要です!消費者である私たちの声が大きくなれば、社会の動きは変わっていくはずです。

以下のお問い合わせフォームからみなさんの声を企業に届けてみてください!

 

 

多くの企業が表示していないのはなぜ?

植物性油脂

日本で消費されている植物油脂の中では、パーム油は2番目に消費量が多い油ですが、なかなかみんなが知らないのが現状です。

それは、普段の生活で「パーム油」という言葉を滅多に見ないからです。
パーム油は、家庭用の食用油としてあまり出まわっておらず、カップ麺やチョコレートなど加工食品に多く使われています。

しかし、商品の食品表示欄を見ても、ほとんどの商品には「植物油脂」などとしか表示されていません。そのため、パーム油は「見えない油」と言われているのです。

それではなぜ多くの企業がパーム油と表示してないのでしょうか?

それは、法律の中で「植物油脂」の詳細を表記することが義務付けられていないからです。

2015年4月に施行された「食品表示法」では、「食品を摂取する際の安全性及び一般消費者の自主的かつ合理的な食品選択の機会を確保すること」と書かれていますが、加工食品の原料として使われている植物油の詳細を明記する必要はなく、「植物油脂」などと表示すればよいことになっています。

また、さまざまな種類の植物油を混ぜて使っている場合、価格に応じて植物油の配合率を変える必要があるため、パッケージの表記をいちいち変えていられないというメーカー側の事情もあるようです。

2