パン・マーガリン会社のパーム油問題への対応状況(2018年)

この対応状況の内容は2018年秋に実施したアンケートの各社からの回答に基いています。
企業の番号はパン・マーガリン会社を含むグループ会社全体での売り上げが高い順となっています。

パン・マーガリン(2018)

【対応状況をPDFで見る:96KB】

パン・マーガリン会社2019年総評

2018年に実施したアンケートでは残念ながら昨年よりご回答は少なくなってしまいました。しかしながら毎年ご回答いただいている企業の皆さん、アンケートへのご協力誠にありがとうございました。

残念ながら今回はご回答を頂けませんでしたが、雪印メグミルクが2018年7月に「雪印メグミルク グループ調達方針」を制定し、RSPOへ加盟しました。(http://www.meg-snow.com/csr/procurement/)

J-オイルミルズは前回から動きはありませんが、すでに社内での調達方針はお持ちですので、今後公開していっていただきたいと思います。

敷島製パンが社長や役員レベルまでパーム油問題の認識を広げ改善させました。取り組みを継続していただきたいと思います。

2018年3月に明治がトランス脂肪酸を多く含む「部分水素添加油脂」を全ての家庭用マーガリン類に対して不使用にし、リニューアル発売しました。しかしこの代替になった新しいブレンド油脂はパーム油が起源となっているそうです。一方同じく3月に明治同様家庭用マーガリンの「部分水素添加油脂」の配合をやめた雪印メグミルクはその代替としてパーム油を使用していないと答えています。(https://biz-journal.jp/2018/06/post_23757_2.html)

大手のこのような動向によって業界がどのような反応を見せるか、企業の取り組みや消費者の選択に今後も注目する必要があります。

皆さんも、パン・マーガリン会社に応援メッセージを送ってみましょう!

「パーム油が何に入っているか知りたい」に賛同いただいた皆さんの多くは、おそらく企業にメールを送付したことはないと思います。自分一人がメールを送付したところで、大企業は全く意に介さないのではないかと思うかもしれません。しかし、お客さまからの応援や激励のメッセージやお願いメッセージは、少人数であったとしても、企業にとっては実は非常に大きな影響力があるようです。お客様窓口に問い合わせをしたことで、一斉に問い合わせに沿った対応がされたこともあったそうです。

さあ、皆さんも、問い合わせをしてみましょう。
各社への応援メッセージはこちらから→各社への応援はこちらからどうぞ。

※なお、今回の対応状況すごろくは送付させていただいたアンケートへの回答に基づいています。よって回答内容が実際の状況と合致しているのかどうかについては、当方では確認しているわけではありませんので、ご了承ください。今後の情報収集により変更すべきと判断した場合には修正をさせていただく場合もあります。

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