2018年10月15日、Sampitの自然保護局とCOPのエイプ・クルセイダーは、中央カリマンタン州の東コタワリンギン県、ムンタヤ・フル郡、サンティウン村からメスの赤ちゃんオランウータンを救出しました。極めて野生に近い状態でチームを驚かせたほどですが、検査したところ外傷が見つかったため、パンカランブンの自然資源保護局に輸送されてからさらなる精密検査を受けることになりました。

パウリヌス・クリスティアントは、赤ちゃんオランウータンを救助する道中、銃弾による傷でないことを祈りつつ、このオランウータンをスタンと名付けました。

中央カリマンタンにあるOFI(Orangutan Foundation International)の診療所でメディカルチェックを受けている時、レントゲンを撮って確認すると、小さな身体に空気銃の銃弾が見つかりました。
そのうち一つは頭部の左側から取り出すことに成功した。

スタンは中央カリマンタンの東コタワリンギンにあるアブラヤシ農園で発見されました。まだ1〜2歳ほどの赤ちゃんなので、母親に頼らなければ生きていけません。しかし、スタンはひとりぼっちでいるところを保護され、2発の銃弾が身体から見つかりました。アブラヤシ農園のための森林の割り当ては 当該地域における高い保護価値を無視しているというのは本当でしょうか?

原文はこちら(英語/インドネシア語)
http://orangutanprotection.com/2018/10/ada-2-peluru-di-tubuh-bayi-sutan/

訳:熱帯林行動ネットワーク