ブラニにとって初めての森の学校

2019年のもう一つの希望。それは2018年10月23日に東カリマンタン、東クタイ県にあるムラタック村の木箱から救助されたオランウータンのブラニです。長期にわたる健康診断を終え、ブラニは森の学校に入学することになりました。ブラニは鳴くのはおろか、動くことすらしませんでした。最初の一日は、アニマルキーパーのいるハンモックの下にいるだけで終わってしまいました。...

第9期COPスクールへようこそ

火曜日の夕方、COPスクールの参加者が一人また一人とやってきます。遠慮がちな態度の新顔たちが挨拶のために手を差し出します。彼らこそが今後の保護の世界を担う新たな世代です。...

アニーが森の学校に通い始めて6ヶ月が経ちました

これは6ヶ月前にリハビリセンターにある「森の学校」にやってきたアニーです。5歳のオスのオランウータンです。最初の頃には、他のオランウータンからいじめを受けていましたが、檻の中に戻すわけにはいきませんでした。いじめが起きると、自分を守ってくれるアニマルキーパーのジョニーの下に逃げてくるようになりました。ジョニーがいなければ、アニーは「森の学校」には行かずに檻の中で過ごしていたでしょう。...

森の中でコーヒーを楽しもう!

「コーヒーブレイク」が取られるのは正式なミーティングだけだと誰が言ったのでしょうか?森の中でだってあります。オランウータンをモニタリングするために何時間も歩き続けた後にちょっとだけ休憩します。そこでしばらくの間、疲れと喉の渇きを和らげるために立ち止まり「コーヒーブレイク」を取ります。コーヒーの苦味とのバランスをとるためのスイートなお菓子がなくても、「コーヒーブレイク」はすべてのレンジャーにとってもっともスイートな瞬間なのです。...

バンテン州の津波で被害を受けた動物たちを救う

2018年12月22日の夜にスンダ海峡の海岸を津波が襲いました。情報によれば、この津波により430人が死亡、1,495人が負傷、159人が行方不明、21,991人が避難を余儀なくされました。人道支援が行われている中、救助チームはウミガメたちが閉じ込められているのを発見し、これらのウミガメを救助しました。アニマル・ウォーリアーは現在、影響を受けた動物たちを救助するために海岸と瓦礫の中を捜索しています。 アニマル・ウォーリアーとは、Animals IndonesiaとCentre for Orangutan...

エイプ・ガーディアンによるパトロール活動

東カリマンタン州にあるレサン川保護林(HLSL)を探索しながらのパトロールは、森を守るための情熱と仲間との団結を必要とします。エイプ・ガーディアンのレンジャーたちは朝4時から起床して準備を始めます。自分の足だけを頼りに、オランウータンの巣や食糧、他の野生動物などを見つけたときは簡単なメモとともにGPSに座標を入力しつつ森の中を歩きます。パトロール中は気を抜くことはありません。...