COPについて

Centre for Orangutan Protection(COP)は2007年に設立され、オランウータンとその生息地を脅かす違法行為に立ち向かうために活動を行っています。この目的を果たすため、現場調査、記録、記録の公表を行い、必要に応じてオランウータンや近隣のコミュニティの生活を脅かす個人または組織と対峙します。COPでは、絶滅の危機に瀕した野生生物を救うために最前線で活動を行っており、オランウータンによりよい環境で生きる機会を再び与えるべく尽力しています。主に以下のような活動を行っています。

森林保護

オランウータンの生息地である森林を保護することは、オランウータンを守るためには最も重要です。COPでは、森林破壊を止めるよう企業に対して働きかけをするとともに、政府に対しても違法な操業を行っている企業へ然るべき対応を取るよう訴えかけています。

オランウータン救助・保護

アブラヤシ農園や分断された森林からオランウータンを救助します。オランウータンが野生復帰できると判断された場合は野生に戻されます。母親がいない子どものオランウータンは、ボルネオ北部にあるリハビリテーションセンターで、野生で生きていく術を学びます。他にも、ペットとして違法に捕らえられているオランウータンを押収するなどの活動も行っています。

動物園の支援

動物園にいるオランウータンの飼育環境を改善するための支援を行っています。バリ動物園、ジャカルタのラグナン動物園、中部ジャワのセルリンマス動物園、タルジュル動物園、西スマトラのブキティンギ動物園、サワルント動物園と協働関係にあります。他にも、劣悪な環境下でオランウータンを飼育している動物園に対して、閉園を求めるキャンペーンを行っています。

密輸との闘い

野生生物取引は生き物に不必要な苦しみを与えるだけではなく、生物多様性を脅かし絶滅危惧種を危機に追い込むリスクとなります。密猟や違法取引から野生生物を守ります。

教育

子どもたちは、動物のより良い未来のための重要な役割を担っています。子どもたちとその周りにいる人々に、動物やそれを取り巻く環境、そして人間に対する前向きな取り組みを後押しするための教育活動を行っています。

設立の経緯

COPの創設者であるハルディ氏は、2005~2006年にかけて、ボルネオ・オランウータン・サバイバル財団(BOSF)が中央カリマンタン州に持つオランウータン保護施設で、同団体の創設者であるローンドロシャー氏のアシスタントを務めていました。この時、少なくとも256頭のオランウータンがアブラヤシ農園から救助されましたが、この数字には保護施設にたどり着く前に死んでしまったオランウータンは含まれていません。ハルディ氏はオランウータンが直面している危機に対処するため、このような状況に加担しているアブラヤシ農園企業に働きかけをすることを決心しました。まずは人々が実際に起きている事について知ることができるよう、これらの事実を明るみに出すことから始めました。

そのため、映像作家のワユニ氏と写真家のヘリ氏の二人を仲間に誘いました。当初、COPは会計士であるハストゥトゥック氏と教員であるヌルハリック氏から多大な支援を受けていましたが、最終的に彼ら二人を共同創設者に迎えました。組織の強化と継続的な成長を確保するため、その後もCOPの創設者らはさらに別のスタッフを共同創設者の一員に迎えました。

現在COPは、オランウータンの保護活動を行う唯一のインドネシア生まれの団体です。

COPへの質問やご不明な点がある方は、こちらのフォームまでご連絡ください。

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