日用品会社のパーム油問題への対応状況

6. 日用品会社

アンケート回答せず:
プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン、資生堂、ユニリーバ・ジャパン

評価項目の詳細やそれぞれの企業の進捗についてはこちら【71KB】よりご覧いただけます。

2022年度総評

これまで「日用品・油脂・調味料会社」であったカテゴリを、2022年度に「日用品会社」、「油脂会社」として独立させました。日用品会社については、回答があった企業の顔ぶれは去年とまったく同じでした。

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン、資生堂、ユニリーバ・ジャパンを含め、対象とするすべての企業がRSPOに加盟しているものの、昨年度に引き続きアンケートへの回答が得られなかったため、全体として取り組み状況の実態がわからないという結果になりました。

昨年度からの改善点としては、ライオンがパーム油のサプライチェーンを搾油工場まで把握・公表していると回答しました。また、この度回答があったすべての企業が、NDPE(森林減少禁止、泥炭地開発禁止、搾取禁止)方針の内容を含む調達方針を持っているという状態です。

今後、これらの企業が日本での先進事例を示すことで、業界全体を牽引されていくことを期待しています。
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