パン・マーガリン会社のパーム油問題への対応状況

パン・マーガリン会社

アンケート回答せず:
山崎製パン、フジパン、神戸屋、第一製パン、日糧製パン、木村屋総本店

評価項目の詳細やそれぞれの企業の進捗についてはこちら【100KB】よりご覧いただけます。

2021年度総評

日本国内でのパーム油の用途別使用量として、パンを作るときに必要なショートニングやマーガリンがもっとも多くを占めています。しかし、パン製造業では敷島製パンを除きアンケートへの回答が得られなかったため、取り組み状況の実態がわからないという結果になりました。

マーガリンを製造している明治、雪印メグミルク、Jオイルミルズの上位三社については今回新たに、パーム油のサプライチェーンを搾油工場まで把握(明治は把握だけでなく公表)しているとの回答をいただきました。

サプライチェーンの管理は、生産地での問題に関与していないかどうか確認し、仮に関与していた場合に対処できるようにするために重要です。この調子で取り組みを進めることで、業界を牽引されることを期待しています。

皆さんも、パン・マーガリン会社に応援メッセージを送ってみましょう!

「パーム油が何に入っているか知りたい」に賛同いただいた皆さんの多くは、おそらく企業にメールを送付したことはないと思います。自分一人がメールを送付したところで、大企業は全く意に介さないのではないかと思うかもしれません。しかし、お客さまからの応援や激励のメッセージやお願いメッセージは、少人数であったとしても、企業にとっては実は非常に大きな影響力があるようです。お客様窓口に問い合わせをしたことで、一斉に問い合わせに沿った対応がされたこともあったそうです。

さあ、皆さんも、問い合わせをしてみましょう。
各社への応援メッセージはこちらから→各社への応援はこちらからどうぞ。

※なお、今回の対応状況すごろくは送付させていただいたアンケートへの回答に基づいています。よって回答内容が実際の状況と合致しているのかどうかについては、当方では確認しているわけではありませんので、ご了承ください。今後の情報収集により変更すべきと判断した場合には修正をさせていただく場合もあります。
 
過去の対応状況はこちら(2016年2017年2018年2019年2020年
 
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